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タランティーノが絶賛したフルデジタル・アニメーション, 2005/10/23
2005年10月から放映の始まったTVアニメーションシリーズ「BLOOD+」の原型となった作品。全篇で48分ほど。もともと実験性の高い作品で、「フルデジタル・アニメーション」というのが売りだった。
リアルな動きと、視点のユニークさ、躍動的な演出で、アニメーションにおいて難しかったホラー・タッチを鮮やかに実現している。企画・原案には名匠押井守が加わり、脚本は「攻殻機動隊SAC」シリーズで監督を務めた神山健治。 主人公の声を工藤夕貴が演じているのも注目点。
なんらかの重い運命を背負いながら、感情を殺して任務をこなすバイリンガル主人公にビタリの役だ。
(これを聞いてしまうと、いまのTVシリーズはどうか??今後の展開に期待)
映像もまたさすがに見事。「キル・ビル」の監督であったクエンティン・タランティーノが本作品を絶賛したというのがよくわかる。日本刀の立ちまわりシーンはキル・ビルにも共通するパワー・アクションであり、観比べてみるのも面白いだろう。刹那の迫力が凄い!元来が実験性の高い、これ自体がパイロット・フィルム的性格をもった作品とも言えるが、それだけに物語の両端が闇に繋がっているような、特有の想像力を刺激する二次効果も併せ持っている。ここに来て、BLOOD+が始まると言うのは、当初の計画通りなのだろうか?
だとしたら、壮大な布石に脱帽といったところである。
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